2018年5月26日土曜日

愛犬を他人に託す時④

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回ブログのつづきです。


【愛犬を託せる人を見つけておこう】



●面倒くさがらないで!


今までは幸い、ご予約がいっぱいだという理由以外で、わたしたちが今までお断りしたケースはありません。

でも、お客様の方でPet Hotel 11!を選ばないことはあります。

だいたいパターンは決まっていて、おっしゃる内容も同じようなものです。


◇ケース1


お電話してこられて第一声が


「1泊いくら?」


犬種などを伺って金額をお伝えすると


「ふ~ん ガチャッ!ツー・・・ツー・・・ツー・・・」


はやっ!!(笑)



◇ケース2


「明日から3泊なんだけど、送迎してもらえる?」

「失礼ですが初めてのご利用ですか?」

「そうですけど?」

「ウチはケージに入れずに他のワンちゃんと過ごす形式になりますので、基本的には事前面談をお願いしているのですが、今日にでもお越しになることは可能ですか?」

「え?なにそれ?面倒くさいのねえ~~!〇〇のホテルなんかそんなのないわよ?」

「はい、申し訳ございません・・・他のワンちゃんにもお客様のワンちゃんにもなるべくストレスがかからないようにお預かりしたいものですから・・・」

「えー、そんなこと急に言われたって無理よ!明日から旅行なんだしっ!」


※ご予約が急だからです。

なんでもっと早くにホテルを探しておかれなかったんでしょう?

面倒なことを言わない〇〇のホテルに預けないのは何故?(断られた?)


「事前面談をしない場合、明日お連れいただいてもお預かりできない場合があります。

お出かけの当日だと、他を探すお時間がなくてお困りになるのでは・・・?

また、送迎はいたしますが初回だけは飼い主さんと一緒にお越しいただいています。

その方がワンちゃんも安心しますし、飼い主さんもどんな場所にワンちゃんが泊まるかご覧になれるので安心では?」


「送迎してもらえないならもういいわっ!

ガチャ!ツー・・・ツー・・・ツー・・・」



余計なお世話かもしれませんが、あんまりワンちゃんに対する愛情が感じられず、ツーツー音を聴きながらとっても悲しい気持ちになってしまうのです(´;ω;`)



●ウチじゃあない方がいいのでは・・・?


お断りまではしないけれど、


「ウチへのお泊りはかえってワンちゃんのストレスになるかもしれません」


とお伝えしたことは何回かあります。

たとえば・・・


「13才の高齢犬なんですけど、他のワンちゃんが苦手で・・・特に〇〇と××と△△(犬種)は、顔を見るだけでもうダメなんです。

それと、お散歩は普段していないので、ケージにずっと入れておいていただきたいんです。


などというケースです。


「わざわざウチのようなケージレスのペットホテルにされなくても、ケージに入れておくならもっとお安いところがいっぱいありますよ。

よろしければご案内しましょうか?」


とお伝えします。

それでも、


「いえ、どうしてもワンワンさんにお願いしたいと思うので・・・」


と言っていただくこともあり、その場合は、なんだか申し訳ないと思いつつも、正規の料金で承ることにしています。


実際、理想のペットホテルの形はひとつではありません。

ケージレスの方が向いている子もいれば、そうでない子もいますし、持病があったり高齢のワンちゃんの場合は、何か起きても安心な獣医さんのペットホテルがいいという場合もあります。

ですから、たとえ仲良しのお友達から


「ここのペットホテルよかったよ!」


などと勧められても、最終的には飼い主さんご自身が見学に行かれた上で、ご自分のワンちゃんをこの人(この施設)に本当に安心して託せるか?をあらかじめ確認しておくことをお勧めします。



●他県からの常連さん


一方、片道2時間以上もかけて、毎回お出かけになる際にわざわざ三浦海岸まで愛犬をお連れくださる常連の方も何人かいらっしゃいます。

長期のご旅行ならともかく、1泊のために往復5時間近くかけてお越しいただいたりすると、愛犬のためを思ってそこまでされる飼い主さんの愛情に頭が下がると共に、そんな飼い主さんのご期待を絶対に裏切ってはならないと、身の引き締まる思いがしています。



・・・・と、偉そうなことをツラツラ書いてきましたが、ここからちょっと横道にお話は逸れて・・・

本日、わたしがやらかした大失敗のお話をさせてください。



【予約をスっとばしてしまったお話】


今朝、8時半に1件ワンちゃんのお迎えがありまして・・・

他のワンちゃんのごはんの時間だったのでお料理番に行ってもらいました。

お料理番がワンちゃんを連れて戻ってきたので、一緒にお庭でワンちゃんたちを遊ばせていた時のことです。


Lちゃんの飼い主さんから1本の電話がかかってきました。

時間は9時10分でした。


「今日、Lのお迎えを9時にお願いしていたと思うのですが・・・?」


え・・・・????


慌てて予約台帳をめくりますが、該当する記載はありません。

とにかくお詫びして、すぐにお迎えにすっ飛んでいきました。

幸い、Lちゃんのおうちは車で10分以内で到着する場所だったので、最悪の事態は免れましたが、あってはならないミスでした。

何故、こんなことになってしまったのだろう・・・?

検証した結果、ミスの原因がハッキリしました。


LちゃんにPet Hotel 11!をご利用いただくのは今回で3回目です。

とっても臆病で他のワンちゃんが苦手ということだったので、飼い主さんと相談して、本番のお泊り前にトライアルをすることになり、初回は数時間だけ、2回目は1泊と、2回のトライアルをしていました。

つまり、今回のお泊りこそが本番!!!(←なのに忘れるなんてサイテ~)


そのため、最初にお越しいただいた時にご記入いただいた申込書には、確かにご希望の日程として本日の日付をお書きいただいていました。

ところが、その段階ではまだ予約確定ではなく時間も未定でしたので、


「まずはトライアルをしてみて決めましょう」


ということになっており、予約台帳には転記していなかったのです・・・


2回目のトライアル時、お迎えに伺うと飼い主さんからビニール袋に入ったLちゃんのチョーカーと、同じビニール袋に入った1枚のメモをお渡しいただきました。

そのチョーカーが、サイズ調整が少し難しいということで、飼い主さんが袋から出して実演して見せて下さり・・・


「中にメモも入っているので読んでくださいね」


と言っていただいたのをよーく覚えています。


「はぁーーい!わっかりました~~~♪」


・・・・おそろしいことにその時、わたしはそのメモを勝手に


『チョーカーの調整方法が書かれたメモなんだろう』


と完全に

決めつけていた!!

のでした・・・(←殴る蹴る)

そのため、結局最後までメモを開くことなく、翌日Lちゃんと一緒に飼い主さんにメモもお返ししたのですが、実はそのメモに今回の予約の日時が書かれていたそうなんですね・・・・

また、飼い主さんはその時に口頭でも日程についてお話下さったそうですが、バタバタしていて私の頭からスッポリと抜け落ちていました・・・(←ボカスカ!)


はぁ~~今思い返して書いていても背筋がゾゾゾーーっとします。

Lちゃんの飼い主さま、本当に申し訳ございませんでした。


今後、二度とふたたび同じ過ちを繰り返さないために、わが身の戒めとしてブログで恥をさらしておくことにいたしました。





さて、次回は「愛犬を他人に託す時」の最終回です。

Pet Hotel 11!で実際にお泊り中に起きてしまった「病院送り」の事例を交えて、愛犬を託す側と託される側の信頼関係がいかにたいせつかというお話をしたいと思いまーす!





<今日のPet Hotel 11!>

柴犬がどーしても苦手だったウリくん。
Bくんは一緒にお泊りしてすっかり仲良しになりました♪

Bくん「いやぁ~蒸すねぇ~」
ウリくん「まったくだよっ!」

Bくん「チャコちゃんが来たねぇ~」
ウリくん「まったくだねぇ~、チャコちゃんきたねぇ~」

お初にお目にかかります。
わたし、Sちゃん、おばあちゃんなんですよ~

Sちゃん「きょうはねえ、とっても優しい若者に会ったの」

Bくん「押しましょうか~?」
Sちゃん「アラ、すみませんねぇ~」
 
ヨイショッっと♪
「まあまあ、ありがとうね~~」

えらいね、Bくん!
ありがとうね~~(^▽^)/
Bくん「撫でて撫でて~~~」

Lちゃんで~す!
お庭番はワタシのお迎えを忘れてたでしょ!(プンスカ)

ホント、ゴメンなさい( ノД`)

他のワンちゃんはちょっと苦手だけど、
走るのなら誰にも負けないのよっ!

ウリくんにだって・・・

負けないっ!!!
(まともな写真が撮れないくらい速いでーーす 笑)








2018年5月25日金曜日

愛犬を他人に託す時③

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。





前回ブログのつづきです。



【愛犬を託す相手を見極めよう】



●安全神話


今のところ、わたしたちの国は平和で便利ですね。

サービスの質も高くて、消費者であるわたしたちはそれが当たり前だと思っているようなところもあります。


だけど・・・


「まさか、わが国の一流料亭と言われるような店で、他のお客さんの食べ残しが再利用されているなんて夢にも思わなかった!」


「まさか、わが国の食肉加工工業で売られているお肉が、段ボールでかさ増しされているなんて夢にも思わなかった!」


「まさか、わが国の大手化粧品メーカーの化粧水を使って、皮膚がボロボロに脱色するなんて夢にも思わなかった!」


「まさか、わが国の最高官庁が、決裁文書の改ざんを行っているだなんて夢にも思わなかった!」



実は、「安心・安全神話」の陰にうんざりするほどの「まさか」があるのが実態です。


同じように、大切な愛犬を人に預けて、その「まさか」の体験をした人たちもたくさんいます。



●後悔先に立たず


トリミングサロンやペットホテルでひどい目に遭わされたワンちゃんのエピソードは、インターネット上で検索するとたくさん出てきますので、ご興味のある方は探してみてください。

以下は、わたしたちのペットホテルのお客様から実際に伺った体験談です。



◇エピソード1


あるペットホテルに預けていた大型犬Mくんを迎えにいくと、頭頂部にナゾのハゲがあり、Mくんは大変不安定な様子になっていました。

その後、そのペットホテルの近くを通りかかるたびにMくんの様子がおかしくなりました。

飼い主さんの想像では、小さなケージにずっと押し込められていたせいで、頭が天井に擦れてハゲてしまったのではないか・・・とのことでした。

また、後から他の人に聴いて飼い主さんが知ったこととして、ご近所の別のワンちゃんもやはり、そのホテルに預けられた際にナゾの傷を作って帰ってきたことから、暴力を振るわれていた可能性もあるとのことでした。



◇エピソード2


あるペットホテルに数日お泊りしたトイプーのCちゃんは、ものすごい悪臭を放っていました。

お迎えに行った飼い主さんが、その足で行きつけのトリミングサロンにCちゃんを連れて行くと、Cちゃんは何日もお水を飲んでいなかったかのように、ものすごい勢いでお水をガブガブ飲んだそうです。

そして、Cちゃんを流したシャワーの水が黄色くなるほど体中にオシッコがついていたとトリマーさんにビックリされました。

また、Cちゃんはそのあとしばらく落ち着きがなく飼い主さんにベッタリになってしまったといいます。



◇エピソード3


とっても穏やかな性格だったアメリカンコッカーのKちゃんは、飼い主さんの旅行先の近所のペットホテルに1泊しました。

飼い主さんの宿泊先に一番近いペットホテルだったというのが、そこを選んだ唯一の理由だったそうです。

たった1泊のお泊りなので心配いらないだろうと気軽に考えていた飼い主さんは、翌日、変わり果てたKちゃんの姿に愕然としました。

Kちゃんはものすごく気が立っていて攻撃的なワンちゃんになってしまっていたのです。

Kちゃんを車に乗せておうちに帰ってくる間に、飼い主さんのお母さんが車内で2回もKちゃんに咬みつかれてしまったそうです。



ご紹介した以外にもまだエピソードはありますが、きりがないのでこの辺にします。


どの飼い主さんたちも、まさかご自分の愛犬がこんな風になって帰ってくるなんて夢にも思わなかったはずです。

みなさん、とても悔しそうにお話してくださいました。

そして、大切なワンちゃんをこのような目に遭わせてしまったことを、本当に後悔なさっているようでした。


「自分たちが美味しいごはんを食べ、温泉に浸かっている間、この子はどんな思いで過ごしていたんだろう・・・本当に可愛そうなことをしてしまった・・・」


飼い主さんたちのお話を聴きながら、同業者として大変歯がゆい気持ちになりました。



●当然気になるはずのこと


上記のような苦い経験をした飼い主さんたちは、みな一様に次のようにおっしゃいます。


「なんでもっとちゃんと調べて愛犬を託す施設を選ばなかったんだろう・・・!」


前回のブログで、「愛犬の命は信頼できる人に託そう」とお話しました。

けれども、ご近所に都合よく愛犬のお世話を頼める「信頼できる人」がいる飼い主さんはそう多くありませんね。

では、何を基準に愛犬をお世話してもらう人を選べばいいのでしょう?


Pet Hotel 11!では、原則として初めてご利用いただく飼い主さんにはワンちゃんと一緒に面談にお越しいただいています。

面談の理由のひとつは、わたしたちがお預かりできるワンちゃんかどうかを見極めさせていただくことです。

わたしたちは、日中はお預かりしたワンちゃんたちをケージに入れずに、お庭やお部屋で自由に過ごせるようにしています。

そのため、


・他のワンちゃんに危害を加える恐れがあるワンちゃん

・感染症の恐れがあるワンちゃん

・他のワンちゃんと一緒にいることに大きなストレスを感じ、健康を害するリスクが高いワンちゃん


などはお預かりすることができません。

けれども、面談にお越しいただく理由はそれだけではないんです。



◇ワンちゃんの安心材料


考えてもみてください。

初めてのペットホテルがワンちゃんにとって一体どんな場所か・・・


「ここはどこ?」

「この人たちは誰?」

「飼い主さんはどこに行ったの?」

「これからボク(ワタシ)はどうなるの?」


もし、そこがワンちゃんのお世話を親身にやってくれる、とてもいいペットホテルだったとしても、ワンちゃんたちは不安でいっぱいに決まっているではないですか?

でも、ペットホテルが前に1度飼い主さんと来たことがある場所だったなら・・・


「ああ、ここかぁ~!知ってる知ってる、前にも来たぞ♪」

「ああ、この人たちなら、前に飼い主さんとおしゃべりしていた人だな♪」


それが解っているだけで、少しでも不安材料を減らしてあげられるとは思いませんか?

本番のお泊り前に、1度飼い主さんと一緒に来て、場所に慣れ スタッフにも会っておくことは、ワンちゃんにとって、すごく意味があることなんです。



◇飼い主さんの安心


ワンちゃんをペットホテルに連れて行ったところ、申込書や規約に記入させられて、予防接種証明や身分証の提示をさせられ、お金を支払ったら・・・

とても感じのいい受付のスタッフさんが持ち物チェックをして


「は~い、ではお預かりしますね~!お引き取りは〇日〇時ですね~!いってらっしゃ~い♪」


と笑顔で愛犬を奥に連れて行ったけれど・・・


「中は一体どうなっているんだろう?」

「他のワンちゃんの様子はどんなだろう?」

「お散歩はどのくらいの時間、何回してくれるんだろう?」

「ウチの子はどんな風に過ごすんだろう?」

「今 受付してくれた、この人がお世話をしてくれる人なんだろーか?」

「夜は誰もいなくなって、もし何かあったらどうするのかなぁ・・・」

「ウチの子、お外でしか排泄できないけれど大丈夫かしらん?」


などなど、本来は訊きたいことが山ほどあるはずではないでしょーか?

また、ワンちゃんをお預かりするホテルのスタッフも、ワンちゃんのお世話をちゃんとする気があれば、飼い主さんに色々と質問してくるはずではないでしょーか?


お互いに、主役のワンちゃんのことを一番に考えていれば、手荷物を預けたりするみたいにはいかないはずだというのがわたしたちの考えです。




●心配じゃあないのかな・・・・


そうはいっても、遠方からお越しになる方で事前面談が難しいという飼い主さんもいらっしゃいます。

その場合、できる限りお電話でワンちゃんのお話を伺うことになるのですが、そんな時にも何も質問をされない飼い主さんが時々いらっしゃいます。

中には、


「ホームページやブログをいつも見ているので安心してお任せできると思っています」


という飼い主さんもいらっしゃいますが、そういうことでもなくて、とっても面倒くさそうに


・料金はいくらか?

・宿泊しているホテルへの送迎はしてもらえるのか?


などといった飼い主さん側の都合ばかりをを質問されると、正直


「ワンちゃんのことが心配ではないのかな・・・?」


と、ワンちゃんが可愛そうに感じてしまいます。


どんな商売も、広告や宣伝文句にはいいことしか書いていないものです。


実際にワンちゃんが過ごすお部屋は広告に載っている写真とはまったく違った・・・?!

パンフレットの写真でワンちゃんを抱いてニコニコしている優しそうなお姉さんは、ただのモデルさんで、スタッフでもなんでもなかった・・・?!

「お散歩に連れて行きます」と書いてあるけど、実際には前の道にチョロっと出してオシッコさせるだけだった・・・?!


なんてお話は本当にザラにあるんです(-_-;)


そういうことを、可能な限り飼い主さんご自身の目で確認し、愛犬を託す人と会話をして相手の人柄などを感じ取らなくてホントにいーんですか?!

その人に大切なワンちゃんを本当に任せられるんですか?



長くなるので、つづきはまた次回にしまーす(^▽^)/





<今日のPet Hotel 11!>

ウリだよ~~~~~ん!
今日はお泊りなんだ♪
僕がすっごく苦手な柴くんとも仲良しになったんだよ。
ママ、すごいでしょ?!(エッヘン)

チャコ「でもね、ウリくんママぁ、こうなるまでには
ながーーーい時間がかかったんだよー」

いつもはお庭を疾走するウリくんが・・・
苦手な柴犬Bくんを前に
「借りてきたウリ」(笑)

Bくん「ねえねえ、あそぼーよっ!」
ウリくん「遠い目・・・」
いつもと逆じゃな~~い?(笑)

Bくん「あのぅ・・・この子、目も合わせてくれないの」
ウリくん「今のうちにコッソリ顔をみたりして・・・」

Bくん「あそぼったらあそぼっ♪」
ウリくん「うーん・・・なんか楽しそうな子なのかも?」

夕方のおさんぽでお砂をホリホリするBくんを
見ているうちに・・・

ウリくん「なんだ!仲良くなれそうな気がする・・・」

・・・で、この顔♪

ウリくん「あはははは~~~♪」

その後、ネンネの前にも一緒にナイトウォークして
すっかり仲良しになったふたり。
明日はお庭で一緒に遊べるかな~?(^▽^)






2018年5月24日木曜日

愛犬を他人に託す時②

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回ブログのつづきです。


【愛犬を託す相手はどんな人ですか?】


●管理監督責任について



昨夜、日大フェニックスの内田元監督とコーチの会見を見ていて、なんともいえない不快感を抱いた方は多いかと思います。

不愉快ポイントが多すぎて、ひとつひとつについてここでは触れません。

でも、あえてワンちゃんの飼い主さんと共有しておきたいのは、次のようなことです。


------------------
もし、ふだんはおとなしいお宅のワンちゃんが、ある日お散歩中に突然 通行人に咬みついたとしたら・・・


「まさか、ウチの子がそんなことをするなんて思ってもみなかったんです~!」


などという甘っちょろい言い訳が通るはずがありません。

そのような事態が起きないように愛犬を制御できなかった飼い主さんに100%責任があります。

もちろん、


「わたしは愛犬に『咬みつけっ!』などと命令を下していません」


なんていうふざけた言い訳など、寝言でも言ってはいけません。

飼い主さんには、愛犬の性質を把握し、どんな時にも事故を起こさせないように教えておく(しつけておく)管理監督者としての責任があるってことです。
------------------


誰か、内田監督に会ったらそう伝えといてね~~~~!!(フンガッフッフ)


さて・・・では


愛犬のお散歩を依頼する”ウォーカーさん”

自宅に来てもらって愛犬のお世話をしてもらう”シッターさん”

愛犬を預けてお世話をしてもらうペットホテルの”ホストさん”


こういった人たちを選ぶのはいったい誰でしょう?


町内会長から指示されるんでしょーか?

愛犬から「あの企業にしてくれ」とねだられるんでしょーか?


ちーがーうーだーろーーーっ?!(←もはや懐かしい)


愛犬の命を託す人を選ぶのは飼い主さんですね?

だとしたら、そこで何らかのアクシデント・・・例えばお散歩を他の人に託して愛犬が失踪したなどの事故が起きた時に、選んだ飼い主さんにはまったく責任がないって言い切れるでしょーか?



●防げる事故 防げない事故


もちろん、ワンちゃんに関する事故において一義的な責任を問われるのは事故が起きた時に愛犬を監督していた人です。

当然、わたしたちがペットホテルでお預かりしているワンちゃんをお散歩させている時に、もしも誰かに咬みついてしまうようなことがあれば、全面的にわたしたち(ペットホテルのホスト)の責任です。

そのため、わたしたちはお預かりしているワンちゃんの安全を第一に考え、細心の注意を払ってお預かりしています。

けれども、どんなに気を付けていても残念ながら起きてしまうのが事故です。

そんな時、誰もが考えるのは次のようなことではないでしょうか?


「本当にこの事故を防ぐことができなかったんだろうか?」


つまり、想定しうる限りのリスクに対する注意義務を本当に払っていたか?ということがポイントになりますね。


大切な家族である愛犬の命を他人に託した結果、先方の不注意で愛犬が死亡してしまった・・・というような時に、飼い主さんが


「わたしの責任じゃないもん。あのウォーカーが悪いんだもーん♪」


と思うことで気が済むでしょうか?

そんなわけないですよね?

事故が起きた当初は、とにかく愛犬を託した相手方を責めるかもしれません。

けれども、相手方から賠償金や慰謝料を取ったところで愛犬は帰ってきませんし、愛犬を失った悲しみは癒えませんね・・・

きっと、


「あんな無責任な人(業者)になぜたいせつな愛犬を託してしまったんだろう?!」


という後悔に駆られるのではないでしょうか。


愛犬を他人任せにする以上、そこで飼い主さんにできる注意義務とは、託す相手が愛犬を任せられる人(業者)かどうかを見極めることだと思うんです。



●安心を裏付けるもの


大切なワンちゃんを他人に託す時に、それが一体どんな相手ならば安心して任せられるでしょう?

一言でいうと、信頼できる人ですよね?

もっと言えば、


『この人に任せて、もし万一何事かが起きたとしても、それはもう防ぎようがなかった事故なのだと納得できそうな人』


ではないでしょうか?


では、信頼できる人かどうかは、どうやって判断するんでしょう?

人間同士の信頼関係というのは、本来は長いお付き合いを経て築かれていくものです。

その人の日ごろの言動や人柄がよく解っていて、ワンちゃんもよく懐いている人なら理想的ですよね?



●「ご近所の犬好きさん」というイメージ戦略


そういう意味で、愛犬の命を託す人は、日ごろからお付き合いのあるご近所の顔見知りの人が理想的と言えるかもしれません。

ひと昔前はご近所づきあいがとても密で、本当にそういう関係がありました。

ちょっとお買い物に出ている間、急に雨が降り出したりすれば、仲良しのご近所さんが勝手に家に入って洗濯物を取り込んでおいてくれたり・・・ということが実際あったんですヨ!

もちろん、留守中の愛犬のお世話をご近所の人に頼むことだってごく日常的に見られることでした。

ちなみに、わたしはまだ子供たちが小さかったころ、ご近所の金魚や亀を預かったことがあります(笑)

ある意味、平和ないい時代でした・・・


でも、こういうことが可能になるのは、お互いに長い時間をかけて築いてきた信頼関係があるからこそなんですね。

一方、Wag!のようなマッチングサービスはどうでしょう?

一見、


「愛犬のお世話をしてくれるのはご近所の愛犬家さん♪」


なんていう宣伝文句を見ると、ちょっと「ハートフルな感じ」がして「イイかも♪」と思ってしまう飼い主さんが多いように感じるのですが、そこに既存の信頼関係がなければ、一体なんの意味があるのか・・・何を根拠に「安心」できるのか、よく解りませんよね・・・(・_・;)

残念ながら、こういったマッチングサービスに関してメリットを挙げるとすれば、「手軽さ」以外には見当たらないと言わざるをえません。


「手軽さ」を理由に「安心」を犠牲にすることができますか?



わたしたちのペットホテルにお問合せくださる飼い主さんの中にも、時々


「本当にこの飼い主さんは愛犬のことを想っているんだろーか?」


と首をかしげたくなるような方がいらっしゃいます。



・・・でも、長くなるのでそのお話はまた次回にしたいと思います。





<今日のPet Hotel 11!>

こんにちは!久々にお泊りにきました。Bくんでーす!

お庭でローズマリーをしきりにクンクンしているから
ちぎって地面に置いてあげたら・・・

スリスリ

スリスリスリスリ

スーリスリスリ

スリスリったらスリスリ

・・・って、スリスリが止まらない
(この後ろ脚 笑)

”なつ”はまた隣地覗き?
なつ「いいでしょ、別に!」
いいよいいよー(-_-;)

暑くなるとクーラーの効いたお部屋に
すぐもどってくる方々

Yくん「このクッションが気に入ってるんだ~♪」

ボス&チャコ
どんだけ仲がいいんだか(笑)

夕方のおさんぽは日陰の道をいっぱい歩いたよ!
Yくん、楽しかったよ。また遊びにおいでね~(^▽^)/










2018年5月23日水曜日

愛犬を他人に託す時①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




【愛犬を誰に預けるか?】


●Wagってなあに?


Wag!は2015年創業の「犬のお世話代行マッチングサービス」で、全米の100都市以上でサービスを提供しています。

主なサービス内容は


・お散歩代行

・ペットシッティング(ペットシッター)

・預かり(ペットホテル)


で、今後「トレーニング」のサービスも開始する予定だそうです。


Wag!の特徴は、なんといってもその手軽さ。


「犬好きで、自分の空いた時間に近所のワンちゃんのお世話をしてお小遣い稼ぎをしたい人」



「愛犬のお散歩やシッティング、預かりサービスを近所の人に依頼したい飼い主さん」


をマッチングしてくれるアプリです。


ホームページによると、


『登録されている「お世話する人たち」は一応Wag社による審査に通過した素性のしっかりした人で、利用者の口コミもつくため安心!』


とのことなんですが・・・





●失踪事件が発生!


つい先日、Wag!のお散歩代行サービスを利用した飼い主さんの愛犬テディ(3才)が、Wag!に登録しているウォーカーとのお散歩中に失踪するという事故が起きてしまいました。

Wag!はワンちゃんの失踪後、捜索チームを雇って付近に張り紙を貼ったり自治体に情報を提供してアラートを発令してもらったりしたそうです。

幸い、失踪していたワンちゃんは失踪した場所から20ブロックほど離れた自宅に翌朝自力で戻ってきたところを飼い主さんの隣人に発見され、無事が確認されました。



失踪していたテディくん



Wag!のマッチングサービスによるトラブルは今回が初めてではありません。

2015年の創業以来、少なくとも8件の失踪事故が起きていて、中には失踪の末に死亡してしまったという悲しい事例も複数発生しています。



●登録者はどんな人?


アメリカの多くの州では、いわゆるペットシッターは資格を必要とする一方、お散歩代行には特別な資格は必要ありません。

運営会社は、ニューヨークポストの取材に対して、


「お散歩代行登録者(ウォーカー)には同社が研修を提供している」


と回答していますが、別なメディア(Gizmodo)の取材には広報担当が


「採用選考過程で身元調査を行っている」


と、違う回答をしているようです。


うーむ・・・



●情報管理の問題も・・・


Wag!のお散歩代行によるトラブルは、これだけにとどまりません。

19才のアルバイト学生にお散歩代行を依頼したユーザーが


「愛犬が行方不明になった」


と騒いだところ、Wag!は学生アルバイトの住所をこのユーザーに提供してしまったのです。

酔っぱらって怒り狂ったユーザーが学生アルバイトのアパートに押し入って脅す・・・という事案も発生してしまいました。

その後、失踪したワンちゃんは無事に発見されたそうです。


更にWag!は今年、ユーザーの住所などを含んだ個人情報をウェブページで公開してしまうというミスもやらかしてしまいました・・・(-_-;)


(参照元:New York Post



●空き巣のためのデータベース?


ペットシッターというのは、飼い主さんがお留守にしている間、自宅でお留守番しているワンちゃんのところにシッターさんが伺って、お散歩やごはんなどといったお世話をするサービスです。

「場所見知り」してしまうワンちゃんや、「ケージに閉じ込めたくはないけれどウチの子は他のワンちゃんも苦手で・・・」というようなワンちゃん、老犬などで自宅から動かすことが困難なワンちゃんの飼い主さんにとっては大変便利なサービスです。

けれども、自宅のカギを預けるなどして不在宅に他人を入れることになりますから、信頼関係がなければ本来は成り立たないサービスのはずですね。

住所に加えて、不在時間などの情報が不特定多数の人に公開されてしまうなんて、まるで空き巣さんたちにデータをタダで提供しているみたいじゃないですか?

考えただけでゾっとします・・・(-_-;)


一体全体、どういう管理体制になっているんだーーい?!(呆)



●愛犬をどんな人に託すのか?


わたしたちのPet Hotel 11!にも、時おり


「ペットシッティングはしていないんですか?」


というお問い合わせがくることがあります。

けれども、やはりお留守宅にお邪魔することには大きな抵抗があります。

また、もし万が一「何かが無くなった!」「何かが壊れていた!」などと言われてしまったらどーしましょう?!という不安もあり、わたしたちはシッターをしていません。

1度だけ、気心が知れた常連のお客様の大型犬が歩行困難になった時に、お宅に伺ってお世話をすることも想定して打ち合わせをさせていただいたことがありましたが、その際もこちらから


「webカメラのようなものを利用して、玄関を入るところからワンちゃんのお世話をし、玄関を閉めてお宅を出るまでをすべて記録しておくといった形にしたい」



とご提案していたくらいです。

(結局、その時は予定が変更になり シッターをする必要はなくなりましたが・・・)


ペットシッターは何事もなければ大変便利なサービスである一方、ひとたび何かコトが起きた時には、お互いにイヤな気持ちになる恐れが高いんですね。

よほどの信頼関係がなければ難しいと思うんですが、Wag!のようなサービスが成り立つということは、安心よりも手軽さを優先する飼い主さんが多いのでしょうか・・・



長くなるので、次回につづきま~す!





<今日のPet Hotel 11!>

「ウリだよ~~~ん!
雨が降る前にいっぱいお庭で遊ぼうと・・・」

「ん?・・・」

ウリくん「ねえねえボスくん、あそぼー!」

ボス「むり・・・だってボクはヘルニアだから・・・」
なんだそりゃ(;'∀')

仕方ない・・・走るか・・・

ウリ選手、コーナーを華麗にターーーーン!!

そしてジャーーーーーンプ!!

ウリくんのひとり疾走ごっこは、この後延々つづきましたとさ
(;^_^A

なつ「ちょっとアンタッ!!」
Yくん「ん?」

なつ「なにやってんの?」
Yくん「え・・・」


Yくん「別にぃ~~~~~~」

ウリくん「ねえねえYくんっ!あそぼっ!」
Yくん「無理だね」

Yくん「今忙しいんだ」
ウリくん「・・・・・汗」

なつ「あんたって・・・」
Yくん「は?なにか?」

Yくん「ボクはすっごく忙しいんだ!!」






2018年5月22日火曜日

おりこうワンちゃんのレシピ(最終回)

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。




前回のブログのつづきです。


【レシピ4 もっとも大切なこと】


「おりこうワンちゃんのレシピ」と題して、愛犬が「穏やかで落ち着いたワンちゃん」でいるために飼い主さんがどう振る舞うべきか、というお話をしてきました。

シリーズ最終回のきょう、今までお話してきたどの内容よりも最優先すべき、もっとも大切なレシピについてお話したいと思います。

まずは、今までのレシピのポイントと、その目的についておさらいしておきます。



●前回までのおさらい(まとめ)



◇ワンちゃんと閉ざされた関係にならないよう、多くの出会いや経験に連れ出そう。


・ワンちゃんにとって「未知=怯えの対象」が減り、精神安定につながります。

・共に多くの体験をした飼い主さんとの絆が強まります。


◇ワンちゃんにとってのフェアなリーダーでいるよう心がけよう。


・ワンちゃんが自らすすんで飼い主さんに「ついていきたい」という気持ちになります。


◇次の事柄の「メリハリ」を意識しよう。


■「叱る」と「褒める」
■「許可」と「禁止」
■「構う」と「構わない」
■「あげる」と「片付ける」(与える物に関して)
■「入っていい場所」と「入ってはいけない場所」(家の中で)
■出入口の通過は「飼い主さんが先」「ワンちゃんは後」

・ワンちゃんに守ってもらわなくてはならない「人間社会のルール」を解りやすく示してあげることによって、ワンちゃんが「いい子」にしやすくなります。

・リーダーは飼い主さんであることを、常にワンちゃんが認識できます。


すべては、飼い主さんがワンちゃんにとっての「よきリーダー」でいるためのレシピだということがお解りいただけるでしょーか?



●すべてを台無しにしてしまうこと


上記の事柄のすべてが完璧にできていたとしても、これからお話することができていなければ、ワンちゃんから「よきリーダー」だと認めてもらうことはできません。

逆に、上記の事柄が多少いい加減になってしまったとしても、これからお話することができていれば、ワンちゃんの信頼を大きく失うことはないかもしれません。


さて・・・それは一体どんなすごいことなんでしょ~~?!

いえいえ、それは本当にシンプルなことなんです(^▽^)


ワンちゃんとの関係で飼い主さんが一番たいせつにすべきもの・・・それは、


「飼い主さん自身が穏やかで落ち着いていること」


です。


な~~んだ!!って感じでしょ~?(笑)

でも、コレホント!



●リーダーの資格


「カリスマ性」という言葉がありますね。

元々は「神から授かった特殊な能力」という意味ですが、今では


「人心を強く惹きつける魅力」


といった意味で使われています。

このカリスマ性を持ったリーダーを崇拝する人々の心理を想像してみてください。

強いカリスマ性があるリーダーというのは、決して完璧で隙がない人とは限りません。

冷静になってみると、理屈の通らないアンフェアな言動をしていたり、ウッカリミスをすることもあります。

にも拘わらず、それらを打ち消すほどのオーラや威厳に、人々が妄信的についていく・・・というような事例を、わたしたちは何度も目撃していませんか?

もちろん、あまりにもアンフェアやウッカリのレベルが酷いとオーラのメッキも剥がれてしまいますけれど・・・(-_-;)



●動物の群におけるリーダー像


これは、動物界における群のリーダーにも共通しているものです。

むしろ、言葉に惑わされる人間などよりもずっと、動物はリーダーのカリスマ性を直感的に感じ取っています。

では、動物の群におけるリーダーのカリスマ性ってどんなものでしょう?


群を統率するリーダーが、ちょっとした物事に動じて冷静さを欠いた判断をしたら・・・

それは自然界で生きている動物にとって、即命のリスクとなります。


リーダーがオドオドした態度をしていたら・・・

下にいるメンバーたちにはたちまち不安が伝播し、群はパニックに陥ってしまいます。


自然界は大変厳しいものですから、このような情緒不安定なリーダーに、メンバーたちがついていくような甘っちょろいことはあり得ません。

ひとたび「資質のないリーダー」という烙印を押されたリーダーは、たちまち群のメンバーから袋叩きに遭い、群を追われるか八つ裂きにされてディナーにされてしまうんですよ~(;'∀')



つまり、動物の群において、カリスマ性のあるリーダーというのは、群のメンバーが


「自分たちの命を預けるに足る資質」


認めざるを得ない者でなくてはならないんですね。



わたしたち飼い主がワンちゃんからそんなカリスマ性のあるリーダーだと思ってもらうためには「精神の安定」が不可欠だってことなんです。



●精神が安定していないリーダーは


ワンちゃんとの日常の場面で、飼い主さんが精神の安定を欠いてワンちゃんからリーダーの資質を疑われそうな事例を考えてみましょう。


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・すごく忙しい時や疲れている時に、愛犬がお布団の上に粗相をしてしまったので、つい自分を見失ってヒステリックに叱ってしまった。


・お散歩中、愛犬が苦手とする大型犬が向こうからやってきたので、つい取り乱して愛犬を急き立てるようにリードをグイグイ引っ張って大慌てで逃げてしまった。


・愛犬が見ている前で、家族と言い争いになり、イライラして投げやりな態度を取ってしまった。


・愛犬が吠えればすっ飛んで行って撫で、愛犬がグズってごはんを食べなければすぐに気に入りそうな代わりのものを持ってくるなどといった、まるで愛犬のご機嫌を取る小間使いのように振る舞ってしまっている。
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どうですか?

類似した行動を、愛犬の前でしてしまってはいませんか?

ワンちゃんに対する直接の言動だけでなく、それ以外の時もワンちゃんは飼い主さんの振る舞いを実によく観察しています

そして、飼い主さんにリーダーとしてのカリスマ性や資質がないと判断したら・・・残念ながら愛犬は飼い主さんを小馬鹿にしたような態度を取るようになるか、自分がリーダーとなって飼い主さんを屈服させようとするでしょう。

わたしたち人間だって、上記のような振る舞いをする人をリーダーだと認めることはできませんよね?


「器の小さいヤツ」


そう認識してしまうのではないでしょーか・・・



●ダメ犬の魅力


今回、わたしがお話してきたような「おりこうワンちゃんのレシピ」がただのひとつもできていないにも関わらず


「それでもウチのワンちゃんは、少々困ったことはあるものの咬みつくなどの大きな問題行動はないし、ダメなところも含めて可愛いと思えているから、そこそこうまくいっている方だと思うんですけどーー?!」


という飼い主さんは多いと思います。

実際、ワンちゃんを飼っている人にとって、ワンちゃんのちょっとダメなところたまらなく可愛いんですよね~~(笑)

わたし自身も、お散歩中にサラダバー感覚で草をムシャムシャ食べている愛犬チャコを注意した時に、急いでゴックン♪してから口をパッカーンと開けて見せ、「ごめんなさ~い」と仰向けに転がるチャコの姿を見ると、ついつい笑みがこぼれて叱りたくなくなってしまうので、ダメ犬を可愛く感じる心情はよーーく理解できます。

きっと、そういうこともワンちゃんと暮らす上での大きな楽しみのひとつなのだと思っています。

もしかすると、自分の愛犬が優等生のように振る舞うことを望んでいる飼い主さんはあまり多くないのかもしれません。


けれども、ある時ハッと気づいたら、飼い主さんやご家族の日常生活に支障が出るような困った行動を愛犬がするようになってしまっていたり・・・

飼い主さん自身の事情や生活が変わって、今までは笑って許容できていたワンちゃんの行動を許せない状況に追い込まれてしまったり・・・

そういうことは、誰にでも起こり得ることだということは、常に覚悟しておかなくてはならないと思います。

それができない「見通しの甘いリーダー」だった結果として、愛犬を手放してしまう無責任な飼い主になるなど、あってはならないことです。



●完璧は無理でも・・・


かつて新米ママだったころ、わたしは完璧な母親像を目指して張り切っていました。

家事も育児も完璧にこなし、なおかつ綺麗なママでいようと鼻の穴を膨らませていたわたしは、忙しい時に限って熱を出したり夜通し泣きわめいたり、お料理をひっくり返したり・・・予想もつかないことばかりをする目の前の


「ギャーギャーウンコチン〇星人」


に疲れ果て、連日の寝不足も手伝ってすっかり気持ちのゆとりや精神のバランスを失っていました。

お風呂の中で、


「わたしはダメな母親なのかしら?誰にでもできていることが、どうしてちゃんとできないのかしら・・・?」


と、無性に悲しくなってポロポロと泣いたことも何度もありました。

そして、ある時気づきました。


「こんなに気持ちのゆとりがない、いつもイライラしているお母さんなんて、わたしが子供だったら絶対にイヤだな・・・」


ってことに。

それからは、少しくらい家の中が雑然としていたって、少しくらいお料理が手抜きだって、心身共に健康なお母さんが、いつもドーーーンと落ち着いて笑っている方がいいに決まってる!!

そう思って子供たちと接してきました。



お話してきた「おりこうワンちゃんのレシピ」の中で、一番大切なことは飼い主さん自身が「穏やかで落ち着いていること」だとお話したのは、そういうことなんです。



●理想のリーダー像


さて、では結局のところ「理想のリーダー像」とはどういうものだと思いますか?

お話してきたレシピを完璧にこなし、なおかつ常に穏やかで落ち着いている・・・そんなリーダーだと思いますか?


いいえ、わたしはそうは思っていません(←はぁ?)


完璧すぎるリーダーというのは、完璧でいられないメンバーの気持ちを解ってあげることができないという大きな欠陥を抱えていると思うからです。


ですから、わたしが考える「理想のリーダー(飼い主さん)像」は、次のようなものです。


「完璧を目指して頑張るんだけど完璧にはなれない・・・だけどそんな自分を許しつつ、いつもおおらかな気持ちでワンちゃんと接することができる余裕のある飼い主さん」


どうです?

これならできそうな気がしませんか~~~?






<今日のPet Hotel 11!>

すごーーーくお散歩が上手なL兄弟(パチパチ♪)

でも、砂浜ではやっぱりテンションがあがって
はしゃいじゃうの!そこが可愛いんだよね~~(^▽^)

お庭遊びで暑くなっちゃった!

プールの休憩時間みたいに木陰で休憩する
おりこうさんたち(拍手)

一方そのころ・・・
チャコ、日なたで寝てると干物になっちゃうよ(-_-;)


「ちわーっス またお泊りにきてやったよ~!」
ありがとね Yくん(;'∀')

大好きなお散歩でごっきげん♪

でも、後続が後れを取るとちゃーんと待っている
やさしい子なんだよね~♪

ヘルニアでお散歩を2週間ガマンしたボスも
今日からお医者さんのお許しが出て
みんなと一緒におさんぽ!
ウッキウキだったね♪