2018年1月16日火曜日

脂漏性皮膚炎・マラセチア症との仁義なき闘い③

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



前回のブログに続き、我が家に引き取って2か月半になる元繁殖犬チャコ(シーズー×ヨーキーMIX)の脂漏性皮膚炎とマラセチア症との闘いについてお話します。




※再度お断りです。

これから書くことはあくまで個人が自身の愛犬に試して効果があったと感じている方法です。

全てのワンちゃんに必ず効果があるものではないこと、体質によってはやり方が合わないワンちゃんもいることを予めご了承ください。


【ひとすじの光】


●なんで気づかなかったんだろう?


対処療法をずっと続けるしかないと言われ、

中3日(4日に1度)の薬用シャンプーと1日1錠のアポキル錠(痒み止め)

を続けていたわたしたちでしたが、12月20日のシャンプーを前に、

( ゚д゚)ハッ!

と気づいたことがありました。

それは、わたしが大好きな

ヒバ油

なんで気づかなかったんでしょう・・・

今までもこのブログでヒバ油を何度もご紹介してきたとゆーのに!!(ばかばかっ)

夏の【あいつら問題】 と 【耳蒸れ問題】

ネコ → ヒト感染で死者が出たSFTS  【気を付けるべきこと】②

【災害時】ワンちゃんと避難しよう!⑤


◆ヒバ油のココが好き♪


・蚊やマダニの忌避効果(虫よけ効果)がある。
・雑菌、カビ、ダニの増殖抑制効果がある。
・涙焼けやヨダレ焼けにも効果がある。
・食品添加物として認められているほどの高い安全性。
・コスパがとてもいい(水道水に数滴垂らしてヒバ水にして使うから)
・ワンコたちもヒバ油の香りが好き
・わたしもヒバ油の香りが好き
(ヒノキ風呂のようなウッディで落ち着いた香りなので、ワンコ部屋のディフューザーにもヒバ油を使用しています)


「安くて安全で、カビの増殖抑制効果があるヒバ油をチャコに使ってみようぜ~~♪」

そう思いついたのが、シャンプーを予定していた12月20日のことでした。




●ヒバ油を使いだしてからの経緯


◆12/20~12/24


<マラセチア軍の様子>
前回シャンプーしたのが12月16日。

相変わらず翌々日の18日にはマラセチア祭りの匂いを放っていたチャコでした。


<シャンプー>
前回シャンプーから中3日空けた12月20日、この日使用したシャンプーは薬用ではない、低刺激のシャンプー(人間も使用できるもの)です。

ヒバ油のカビ菌に対する効果を確かめたかったので、あえて薬用シャンプーにしませんでした。

放置時間なしで通常通りシャンプー → すすぎ(十分に)

これでマラセチア軍たちのエサとなる皮脂は洗い流せました。

続いて大き目のバケツにイイ感じの湯加減になるようお湯を張って、そこにヒバ油を10滴ほど垂らし、チャコを入浴させました。

頭や背中には手でチャプチャプかけ湯をしながら3分くらいでしょうか・・・

そのまま すすぎなしでドライヤーで乾かして終了としました。

ヒバ油が適度なトリートメントのようになり、いつもの仕上がりよりもツヤツヤサラサラに仕上がり、森林浴のようなイイ香り~♪


特筆すべきは、シャンプーの翌日以降です。

いつもならシャンプーの翌々日には例の独特なマラセチア祭りの匂いがし始め、痒そうにするのですが、今回はまったく匂わず、痒がる回数も少なくなりました!


<アポキル>
痒み止めのアポキル錠は1日1錠服用をつづけていました。


<乳酸菌>
変わらず毎食摂らせていました。


<パラボラ>
既にできている湿疹を掻き壊すのを防止する意味で着けさせていました。



◆12/24 ~ 1/3


<マラセチア軍の様子>
前回のシャンプー以降、あの独特な臭気を放つマラセチア祭りは開催されていませんでした!

かなりのダメージを受けている様子・・・ふふふ


<シャンプー>
ヒバ湯入浴から中3日空けた12月24日。

通例ではシャンプーする日です。

正直迷いました。

マラセチア臭がしていないのにシャンプーする必要あるぅ~?

けれども結果的に、この日も前回とまったく同じ形でシャンプー+ヒバ湯をしました。

理由は・・・ちょっとドラスティックな変更をしてしまった自分に罪悪感があったから?

週2回の薬用シャンプーと言われていたのに、薬用シャンプー自体を完全封印し、低刺激シャンプーとヒバ湯という方法にしていたワケです。

そのせいで、ある日突然また爆発的にチャコのカユカユが大発生したりしたらどーしましょ?!

そんな思いもありました。

でも、チャコを乾かしながら

「次のシャンプーはマラセチア祭りの臭いがしたらにしよう」

と心に決めました。

ヒバ湯作戦でマラセチア軍をどの程度の期間抑制できるのかを確認したかったからです。

その結果・・・

「おや?ちょっと臭ってきたよね」

と感じたのは年をまたいだ1月3日。

つまり薬用シャンプーに頼ることなく、中9日空けてのシャンプーで済んだということです!


<アポキル>
わたしたちは思い切って12月24日以降、アポキルの服用も取りやめました。

獣医さんにも

「痒がらないようなら様子を見て減薬していいよ」

と言われていましたし、実際チャコは最初のヒバ湯以来、痒がる仕草が目に見えて減っていたからです。


<乳酸菌>
変わらず毎食摂らせていました。


<パラボラ>
目を離したスキに掻いてしまって、せっかくよくなっている状態が元の木阿弥になることを恐れ、パラボラは継続して装着させていました。

ただし、わたしたちの目が届く時で、明らかに掻く仕草が見られない時は外していました。



ヒバ湯を始めてから、マラセチア祭りの臭いがするまでの期間が明らかに延びたこと、チャコの痒がる頻度が劇的に落ちたことで気をよくしたわたしたちは、新たな試みにチャレンジすることにしました。


「今度 例の臭いがしてきたら、シャンプーなしでヒバ湯だけにしてみようよ!」

果たして・・・


長くなったので続きはまた次回にします。




<今日のPet Hotel 11!>

今日はビションフリーゼくんが2匹の
ビショビショ祭り♪

動き方や興味の対象がおんなじ(笑)

初対面でもすぐに仲良くなったよ!

こっちががウリだよ~~~~ん!

こっちがパールだよ~~~~ん!

んで、ボクが”ボーくん”だよ~~~~ん!

ウリくん「ボク、あの子ちょっとコワイ」
パールくん「え?そう?ヘーキだよ!」
ボーくん「ヘーキだよ~~~ん!」

とっても優しいのに、洋犬からは
ちょっぴり怖がられちゃう柴犬の宿命(さだめ)
でも本犬さんは楽しそうだからまいっか♪






2018年1月15日月曜日

脂漏性皮膚炎・マラセチア症との仁義なき闘い②

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。


前回のブログに続いて、我が家に引き取ってから2か月半になるチャコ(シーズー×ヨーキーMIX)の脂漏性皮膚炎とマラセチア症との闘いについてお話してまいります。


※最初にお断りしておきますが、これから書くことはあくまで個人が自身の愛犬に試して効果があったと感じている方法です。

全てのワンちゃんに必ず効果があるものではないこと、体質によってはやり方が合わないワンちゃんもいることを予めご了承ください。


【闘いの道のり】


●投薬とシャンプー攻撃


◆10/29 ~ 11/12


チャコを引き取ってから2週間。

この期間の治療は獣医さんに言われた通り、当初は炎症が治まるまで

抗生物質・カビ菌のお薬・アポキル(痒み止め)・薬用シャンプー(週2回)

を徹底しました。


<炎症>
抗生物質の効果で目の周りや下半身の赤み(炎症)は順調に治まっていきました。


<マラセチア軍の様子>
敵兵が増えるとマラセチアの酵母が独特な異臭を放つのですぐにわかります。
菌をやっつけるお薬を飲んでいても、シャンプーの翌々日にはもうあの独特の匂いがしてきて、懲りずに祭りを開催する様子が伺い知れました。

「なんてしぶといんだ マラセチア軍団!!」

と、苦々しい気持ちでした。


<シャンプー>
チャコはシャンプー&ドライが大嫌いで、とんでもなく暴れるので週2回のシャンプーは毎回わたしもチャコもヘトヘトに。

あの子ったら流し台から飛び降りようとするし・・・(-_-;)

ちなみに、チャコが使用していたお薬シャンプーは「セボゾール」というものです。

すっごく嫌そう・・・(-_-;)


◆11/13 ~ 11/23


炎症が治まったので、抗生物質は終了~♪

菌をやっつけるお薬もやめて、マラセチア菌とはシャンプーのみで闘うことになりました。

そして、やっと避妊手術の予約を入れることができました。


<炎症>
治まりました(^▽^)


<マラセチア軍の様子>
薬用シャンプーのみで対抗。

翌日くらいまではいいのですが、翌々日になるともうあの祭りの匂いが・・・(-_-;)

マラセチア祭りの匂いがしてくるとチャコの痒がる仕草も増え、同時に大量のフケも出ます。

呪ってやりた~~~~~い!!


<シャンプー>
マラセチア軍団を撃破するには1日おきにしたいくらいでしたが、お薬シャンプーは強い殺菌作用があり、中3日は空けなくてはなりません。

強い殺菌作用のあるシャンプーの後は、わたし自身の手も荒れます。

マラセチア菌を一掃するには必要かもしれないけれど、こんなに手荒れする強いシャンプーって大丈夫なの?

・・・と、チャコの皮膚に長期間薬用シャンプーを使い続けることが不安になってきました。

そして・・・ある日シャンプーした翌日のことです。

チャコが普段以上に狂ったように痒がりました( ノД`)

掻かないようにと押さえつけながら、こちらが不覚にも泣いてしまうほど辛そうでした。

すすぎは十分すぎるほどしたのでシャンプーが残っているとも思えないし、例の匂いもまだしてきていないにも関わらずです。

「なんで? やっぱりシャンプーの刺激が強すぎるの? それとも好転反応で一時的に悪化しているの???」

いくら考えても答えが見つかるはずもありませんでした。

ちょっと目を離したスキに後ろ脚の太もも部分をチャコが激しく掻いてしまい、熱を持った赤い発疹から血がにじんでいるのを発見し、慌てて獣医さんに連れて行きました。

この日は11月23日でした。

対処療法しかできなくても、徐々に皮膚の状態が良くなってきていると感じていただけに、とてもショックを受けました。


チョボチョボ毛が生えてきていたのに・・・
(´;ω;`)



<乳酸菌>
刺激の強い薬用シャンプーを週2回と痒み止めの服用を一生つづける・・・

そのことに大きな抵抗があったわたしたちは、根本的にチャコの体質改善(免疫力UP)を目指すことにしました。

そこで、この時期から粉末の乳酸菌を試してみることにしました。

獣医さんにもお薬との相性を念のため相談したところ「問題ないよ」とのことでした。

朝晩のフードにふりかけています。

この効果があるかないかはハッキリとはわかっていません。

ただ、腸内環境というのは生後数か月の生活で決まってしまうともいわれていて、乳酸菌をやめてしまうと元のバランスに戻ろうとするらしいので、当分このまま乳酸菌を続けていくつもりでいます。

乳酸菌のおかげか、チャコが以前より快便になったので、便秘女帝の”なつ”にもヨーグルトを与えてみたところ、”なつ”も快便女帝に進化しました♪

いや~よかったよかった(^▽^)


●投薬とシャンプーとパラボラと・・・


◆11/23 ~ 12/19


11月23日にチャコが激しく痒がり、血がにじむほど掻きむしったため、獣医さんに連れていったところ

・治療としては今まで通りのシャンプーと痒み止めを続けるしかない。

・掻き壊したところに雑菌が入って炎症を起こすのを防ぐために再び抗生剤を処方。

・今後は掻かせないようにパラボラ(エリザベスカラー)を付けること。

ということになりました。


<炎症>
すぐに獣医さんで抗生剤を処方していただいたおかげで、掻き壊した部分は炎症を起こすことなく日々よくなっていきました。

<マラセチア軍の様子>
相変わらず、シャンプー直後は撤退したかに見えるマラセチア軍は、翌々日には再びあの独特の匂いを放って、チャコの皮膚で盆踊りを舞っているようでした

ヽ(`Д´)ノ ◎✖△※◆ーーー!!(書けないほどの罵詈雑言)


<シャンプー>
この時期から、獣医さんの言いつけに背いて お薬シャンプーと低刺激性のシャンプーを交互にしてみることにしました。

中3日空けてのシャンプーというローテーションは変えないままで、状態の変化を見てみることにしたんです。

どのみち、強いお薬シャンプーをしても翌々日にはマラセチア祭りが開催されるのなら、少しでもチャコの皮膚に優しいシャンプーの方がいいんじゃーないか・・・

という思いからです。

それに、マラセチア軍のエサになるのは皮脂。

週2回の攻撃のうち1回は”直接攻撃”

もう1回はエサになる皮脂を奪う”兵糧攻め”

にしたって大丈夫かもしれない・・・

腹が減っては盆踊りどころじゃーないだろう( ̄ー ̄)ニヤリ

そう考えてのことです。

結果・・・お薬シャンプーだけだったころと、何ら変わりはありませんでした。

なんだぁ~!

刺激の強いお薬シャンプーの回数が減らせたことで、少しホっとしました♪

また、シャンプー嫌いだったチャコはシャンプー時にはわたしを独占できることに気づいたのか、暴れず素直にシャンプーとドライヤーをさせてくれるようになったのも嬉しいことでした。


<パラボラ>
もう二度とチャコが掻き壊したりしないよう、パラボラ(エリザベスカラー)をおさんぽ、ごはん、シャンプーの時以外は常時装着することにしました。

パラボラ初日。すごく嫌そう(-_-;)

また、11月29日には避妊手術を受けたため、術後から抜糸の期間はお散歩時にもつけていました。

最初のうちは嫌そうにしていたチャコも、すぐにこの便利な”たてがみ状の武器”の有用性に気づいたようで、

おさんぽの時に地面にパラボラをパカッ♪と伏せて匂いの独り占めをしてみたり・・・

他の子を蹴散らかして甘えに来たり・・・

クッションの特等席を悠然と占領したり・・・

と、大変重宝している様子なのが救いでした(^▽^)

素直に装着させてくれて・・・

ボスや”なつ”を蹴散らかして場所取り(;^_^)



<乳酸菌>
変わらず毎食摂らせました。

ついでに、便秘気味なお庭番も(←ご内密に)同じ乳酸菌を毎日摂るようにしたら、やっぱり快便お庭番にバージョンアーーーップ♪(小躍り)



ここまでの過程で、獣医さんにも

「とてもよくなっている」

とお墨付きをいただきましたし、事実チャコの”ほぼハゲちゃん”だった下半身にもチョロチョロと毛が生えてきました。

けれども、シャンプーの翌々日にはマラセチア祭りという状態に変わりはなく、闘いの形勢は、どちらかというとマラセチア軍優勢で、わたしたちの対処療法は”後手後手”の感が否めませんでした。


状況が劇的に改善したのは、昨年の12月20日のある発見からでした!!


長くなってしまったので、続きはまた次回にしま~す。



<今日のPet Hotel 11!>

最近かなり調子がいいので
パラボラを外している時間もけっこうあるの♪

ハマを練り歩く時も・・・

郵便局でご用を済ませるお庭番を
待っている時も・・・

ドラッグストアでお買い物するお庭番を
待っている時も・・・

信号待ちの時もパラボラなし!
パラボラがないと、脚の間に顔を突っ込めるのが
嬉しいのよね~~~♪




2018年1月14日日曜日

脂漏性皮膚炎・マラセチア症との仁義なき闘い①

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



昨年10月29日に茅ヶ崎市保健所から引き取った、元繁殖犬のチャコ(シーズー×ヨーキーのMIX)

引き取った時から皮膚の状態が酷く、


・全体的に皮膚が固くて弾力がない
・胴体部分の毛は薄くてまばら
・下半身は”ほぼハゲ”ちゃん( ノД`)
・目の周りの粘膜も赤く炎症を起こしている
・特に酷い部分は皮膚が角化し、分厚く真っ黒になってまるで靴底のよう・・・


っていう状態でした。





2か月半経った現在、チャコの皮膚はめざましく状態が改善してきたので、同じような皮膚炎でお悩みの飼い主さんのご参考になればと思い、わたしたちが取り組んできた方法と経過をご報告しようと思いました。



【根治しない病・終わりなき闘い】


●獣医さんの診断


チャコを引き取った当日、連れて行った獣医さんによる診断は次のようなものでした。


・皮膚の炎症がひどく、治まるまでは不妊手術も不可(抗生剤を処方)

・シーズー×ヨーキーMIXなので皮膚にはシーズーの体質が強く出ているのだろう。そのためシーズーに多い脂漏性皮膚炎が悪化した状態と思われる。

・皮脂を好むマラセチア菌(カビ菌)が増殖しているので、それをやっつける薬用シャンプーを週2回行うこと(お薬シャンプーとカビ菌をやっつけるお薬を処方)

・強い痒みがあると歯や爪で掻き壊して、そこから雑菌が入り炎症を繰り返すのでアトピー用のかゆみ止めを毎日飲ませること(アポキル錠を処方)

・この状態を患っているワンちゃんの多くはアレルギーとアトピーを持っている場合も多いので、フードやオヤツには注意を払うこと。

・脂漏性皮膚炎とマラセチア症は根治が難しい皮膚疾患なので、対処療法を続けながら一生付き合う覚悟を。


●マラセチア症とは


マラセチアという酵母菌(カビの仲間で真菌の一種)が過剰増殖して皮膚トラブルや外耳炎を起こす症状です。

マラセチア菌自体は、健康な皮膚にもいる常在菌です。

けれども、マラセチア菌が何らかの理由で爆発的に増殖すると、

強い痒み・炎症(熱を持った赤み)・脂漏(過剰な皮脂によるベタつき)・大量のフケ・独特の異臭(本当に独特!)

などの症状が出るようになります。

そもそも、皮膚が健康な状態ならばマラセチア菌が爆発的に増殖する心配はありません

ですから、マラセチア症に罹るワンちゃんは、それ以前にまずマラセチア菌の大増殖を許すような原因疾患を持っているわけです。

それは例えば、アレルギーアトピー脂漏症などの皮膚トラブルだったり、内分泌疾患などで免疫力が落ちていたり・・・というようなことです。

マラセチア症を発症しやすい犬種は

シーズー、ウェスティ、コッカー・スパニエル、プードル、ダックス、ボクサー、キャバリア、ジャーマンシェパード

などだと言われています。


●マラセチア菌との仁義なき戦い


マラセチア症そのものは、マラセチア菌の爆発的増殖を許す原因となっている基礎疾患がなくなれば治るはずなのですが、そもそもその基礎疾患であるアレルギーアトピー脂漏症といったものを根治するのが困難ときている・・・

だからいつもチャコのような子の皮膚は、放っておくと

マラセチア菌どものマラセチア祭り~~~♪(カビルンルンだね)

ってことになっちゃうんです。

マラセチア菌たちだって必死なんでしょうよ。

ヤツらにだって生きる権利はあるのかもしれません。

でも・・・

チャコの皮膚を会場にして祭りを開催することは、金輪際 許しませーーん!!


●対処療法のみ


・・・とは言ってみたものの、獣医さんに言われた通り、現在のところできることといえば、


・増殖したマラセチア菌をお薬シャンプーでマメに一掃すること

・マラセチア菌のエサになる皮脂もまた小マメなシャンプーで取り除くこと

・掻きこわして炎症を繰り返さないためにかゆみ止めを服用すること

・それでも掻いてしまう場合はエリザベスカラー(我が家では”パラボラ”と呼ぶ)を装着


この程度のことしかできません。

いわゆる”対処療法”ですね。

チャコの場合で言うと・・・


皮脂を過剰に分泌する脂漏症 → マラセチア菌の爆発的増殖 → 痒いから掻きむしる → 炎症を起こす → 脱毛や角化が進行する


という負のサイクルを・・・


お薬シャンプーで皮脂とマラセチア菌を落とす → また大量の皮脂を分泌 → マラセチア祭り → シャンプーシャンプーまたシャンプー

痒みはお薬で抑え、掻きむしるのはパラボラで抑止


という形で物理的かつ表面的に断ち切るという作業を延々つづける”終わりなき闘い”になるわけです。


●終わりがないなら・・・


「根治は無理です。一生のつきあいになります」

と言われたって

「ああそうですか~了解ッス~!」

なんて簡単に諦められるものではありません。

チャコが強い痒みに耐え切れず、

「助けて~~~!」

というようにウ~~ウ~~~唸りながら、パラボラがなければ血が出るほど掻きむしる・・・

パラボラを装着すれば床を絶え間なく踏み鳴らして痒みに悶絶している・・・

そんな様子は見ていられないほど可哀相で、無駄かもしれなくても何か根治に繋がる手立てを探さずにはいられません。

そして、例え本当に根治できなくて、一生”対処療法”を続けるしかないのであれば、それはチャコにとってできるだけ負担の少ないものにしてやりたい・・・

そんな風に思っています。



前置きが長くなってしまいました・・・(-_-;)

次回、この2か月半のチャコの皮膚疾患に対するわたしたちの取組みを具体的にご紹介します。



<今日のPet Hotel 11!>

アンズちゃん&エイセイちゃん
いつも一緒なの~~♪

同じ柴だけど、ハクくんとは仲良くなれないみたいで
(;^_^A

ケンカばっかりするからチームで遊ぶ時間を
分けました~(-_-;)

ハクくん「一緒に遊びたいのになぁ~・・・」

午後のおさんぽは海へ行ったよ!

エイセイちゃんは砂浜にあった”何か”
がコワイんだってさー(笑)

風が強かったけど、とっても
気持ちよかったよ~~(^▽^)/




2018年1月13日土曜日

【災害時】ワンちゃんと避難しよう!(最終回)

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。


前回までのブログでは

『戌年は災害が多いらしい』

・・・というニュースを受けて、万一の災害時にワンちゃん連れで快適に避難所生活をするための準備についてお話してきました。


・過去の災害ではペットの飼い主さんが苦情を言われたり居づらくなったりして避難所を追われた例も多い。

・避難所でケージに入れられパニックにならないように普段からケージ(ハウス)に入るのに慣れさせておいた方がいい。

・家族以外の人や犬、色々な音や匂いにストレスを感じないように慣れさせておいた方がいい。

・もしも愛犬とはぐれてしまった時のために常に鑑札や迷子札をつけ、それらが外れることも想定してマイクロチップもあれば安心。

・非常用持ち出し袋の中身は人間よりもワンちゃんの物を優先的に考えよう。

・非常用持ち出し袋の見直しは衣替えと一緒に年2回行い、常に内容を精査しよう。


でしたね。


さあ、ワンちゃんのしつけも非常用持ち出し袋の準備も万全!

今日は 上記の事柄にも増して、ワンちゃんと飼い主さんが避難所で安心して過ごすために最も大切だとわたしが考えることをお話します。


【安心はどこから来るのか】


●キリがない


自分が本当に災害に遭った時のことを真剣にシュミレートしてみた方ならおわかりかと思いますが・・・

ハッキリ言ってキリがない!

どんなに普段から愛犬のしつけを十分にして、避難所でヒンシュクを買うことなく過ごせるようにしておいたって、そもそも災害が愛犬といる時に起きるとは限らないし・・・

非常用持ち出し袋を完璧に準備したって、家が倒壊して持ち出せないかもしれないし・・・

車に非常時用グッズを満載していたって、真っ先に車が潰れてしまう場合もあるし・・・

と、次から次へと色んなケースが頭に浮かび、考えれば考えるほど余計に不安になるばかりですね。

中には、

「もうウチの子は甘ったれで臆病なまま高齢犬になってしまったので、とても今から避難所でおりこうに過ごせるようにしつけなどできない・・・災害が来たら諦めてこの子と野宿しますわ~」

なんて思っている方もいらっしゃるかもしれません。

「どーせ準備したって、災害はこちらの想定を超えてくるんだ。備えたってムダムダ!」

と投げやりになる方もいらっしゃるかもしれません。


それもひとつの考え方でしょう。

いつ来るか、もしかすると来ないかもしれない災害に対して悪あがきして余計に不安になるくらいなら、なーんも考えずに今をハッピーに暮らすのだってアリかもしれません。


それでも、そんな方たちでも、コレだけは絶対にやっておいていただきたいことがあります。


●避難所へ行こう!


愛犬のしつけが少々行き届いていなくても、防災グッズをひとつも持ち出すことができなくても・・・

万一災害に見舞われたら、やっぱり愛犬を連れて堂々と避難所へ行ってください!

シリーズの①でもお話したように、救援物資”も”重要な情報”も避難所に届くからです。

避難所に行けば、中にはペットの存在を疎ましく思い、酷いことを言う人がいるかもしれません。

でも、自分ひとりではどうにもならないようなことがあった時に優しく手を差し伸べてくれる人だって、きっと避難所にはいてくれます。

熊本地震の後で集められたアンケートによると、

『避難所でペットの飼い主さん同士で「飼い主の会」を作って助け合えたことが心強かった』

と言っていた人もいました。


●ペットと自分の身を助ける最終兵器


想像してみてください。


アナタがペットと一緒に避難所に身を寄せている間、動物嫌いの人に

「迷惑なんだよ!ここには犬にやる食料や水はないんだ。その犬を連れて出て行ってくれ」

と言われるようなことがあったとして・・・そんな時に

「酷いことを言う人だねぇ。でも相手にすることないよ。困った時はお互い様だよねぇ」

と言ってくれる人がいたら、どんなに心強いでしょう?


アナタのワンちゃんが不安の余り、普段では考えられないくらい吠えつづけたり粗相をしてしまって、アナタが避難所の隅っこでワンちゃんを落ち着かせようとしながら、肩身の狭い思いをしている時に・・・

「そんなに気にしなくても大丈夫ですよ。ワンちゃんも不安なのね。可哀相に・・・」

と言ってくれる人がいたら、どんなに有難いでしょう?


そして、周りの人からそういう優しい言葉を引き出すのは、アナタ自身の態度・・・とりわけ日ごろの態度なのだと思うんです。

だから・・・


毎日、愛犬を連れてたくさんお散歩しましょう。

そして、ご近所の人たちとすれ違ったら笑顔で挨拶をしましょう。

愛犬が吠えついてしまったら、そそくさと逃げずにキチンと謝りましょう。

愛犬の落とし物は当然きれいさっぱり持ち帰りましょう。

人の家の塀や花壇にオシッコをさせないように気を付けましょう。


避難所に集まるのは地域の人たちです。

いつもそんな風にお散歩しているアナタとワンちゃんのことをたくさんの人が見知っていてくれたら・・・

普段から交流のある顔見知りが避難所に大勢いたら・・・

アナタやワンちゃんが窮地に立たされた時に、その人たちがきっとアナタとワンちゃんを守ってくれるはずです。

アナタが例え、着の身着のままで何一つ持って逃げられなかったとしても、その人たちがきっと手を差し伸べてくれるはずです。

そして何より、アナタの愛犬は、アナタといつも笑顔で言葉を交わしている人たちに囲まれていることで安心して過ごせることでしょう。


結局、最終的に自分と愛犬を守ってくれる最強の味方は、

飼い主さん自身の日ごろの行い

なのだと思います。


人は、見ていないようでよ~く見ていますからね~~!

「あ、アイツ~!いつもウチの前の道にフンを放置しているヤツだ!」

なんて思われていたら、避難所でここぞとばかりにいびられちゃうかもしれませんよ~~~(コワイコワイ)


昨年末に「犬の”心に寄り添う能力”」というシリーズでもお話しましたが、避難所に犬がいることは、不安を抱えた人々にたくさんの癒しをもたらすはずだと思っています。

もし不幸にも被災してしまった時は、

「アナタのワンちゃんがわたしたちの避難所にいてくれて本当にヨカッタ!」

そんな風に言われる飼い主を目指すくらいのつもりでいたいものですね。




<今日のPet Hotel 11!>

今日は”柴まつり”
ちょっと気難しいアンズちゃんは・・・

「遊んで遊んで」
ってグイグイくるハクくんのことが
「アタシ、この子苦手なのーーっ!!」
だろーね(^-^;
人見知りも犬見知りもあまりしない
エイセイちゃんは・・・

「ねえ~撫でて~~~」
のおねだりがエンドレス
ち・・・近いよ(^-^;

とにかく誰かに遊んでほしいハクくんは・・・

擁壁(ようへき)の穴にも
「ねぇーー遊んでーーーーっ!!」
そしてみんなを追いかけまわしていると・・・

ホラホラ、女帝チワックス”なつ”に怒られるよ~~~

ハイ、怒られた~~~!
ボスも”なつ”を援護するのか?

ハイ、ボス逃げた~~~
すぐ逃げた~~~(-_-;)

この顔されて一歩も引かない”なつ”って・・・

チャコ「ソンケーするかも~~」
なつ「まだまだアンタには”女帝”の座は
渡さないわよ」






2018年1月12日金曜日

【災害時】ワンちゃんと避難しよう!⑤

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。


前回のブログに続き、ワンちゃんの飼い主さんが非常用持ち出し袋に入れるモノについて考えていきたいと思います。


※多くの飼い主さんに共有いただきたいのでシェアは大歓迎です。
特に許可をお求めいただく必要はありません(^▽^)/



【Pet Hotel 11!ではコレ入れました!】


●布製ガムテープと油性ペン


環境省が発行している「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(一般飼主編)」にも装備品の例としてガムテープが書かれています。

過去の災害の教訓から、ガムテープが色々なことに役立つことがわかっています。

例えば・・・

こんな風にオモチャにしたり・・・

”なつ”先生の表情に注目(^-^;

ガムテをモーレツに気に入ってしまったチャコ
 うそうそ!うそで~~す(;'∀')

ホントはコレ↓


・傷口に清潔な布を当ててガムテープで巻くことで止血ができる。

・骨折箇所に添え木をしてガムテープで固定できる。

・油性ペンで安否情報や伝達事項をメモしてどこにでも貼っておける。

・破れてしまった衣服や装備の補修に役立つ(ケージの補修にも!)

・ペットの場合は避難所で抜け毛を処理して周囲の迷惑を軽減するのにも役立ちます。


↓コチラの警視庁警備部災害対策課のTwitterには、かさばるガムテープの芯を抜いてコンパクトにする方法が載っています。

それ以外にも、こちらのTwitterは実際にご担当者が試してみた災害時に役立ちそうな情報が満載ですので、ぜひ一度チェックしてみてください(^▽^)




●尿取りパッド


ワンちゃん用のペットシーツを入れる方は多いかと思いますが、ペットシーツの難点は・・・

・失敗が多い
・まだスペースが空いているのに汚れちゃったシーツにはしない子が多い(-_-;)

慣れない場所はワンちゃんにとってテリトリー外ですから、お散歩時と同様に考えてシーツを無視して排泄しちゃう場合もあります。

過去の災害時、避難所でペットに関する苦情で最も多かったのが排泄に関する苦情だったそうです。

わたしたちは、ペットシーツは1~2枚と最小限にして代わりにオムツを多めに入れました。

ペット用のオムツも男の子用、女の子用とサイズ展開も豊富に揃っていまので、スペースに余裕があるならそれを多めに入れておいてもいいでしょう。

Pet Hotel 11!で採用したのは

人間用の尿取りパッド

です!

尿取りパッドといっても、”チョビ漏れ用”ではありません。

介護用品売り場に行くと尿取りパッドは実にバリエーションが豊富で、中には大人のお小水1回分を約150CCとして6回分まで吸収する能力があるものまであるんです!!





メリットとしては


・吸収力がハンパない!(ワンちゃんのチッチの量なら取り換え回数がかなり少なくて済みますし、大型犬でも安心♪)

・消臭力がバツグンで周囲に迷惑をかけにくい!

・人間用なので肌あたりが優しく、表面への液戻りも少ない

・総合的にペット用よりもコスパがいい

・イザって時には人間も使っちゃえ~!


という点です。

Pet Hotel 11!では、ふだんのお預かり時にも、マーキング癖のある男の子でオムツを忘れた子には人間用を使用しています(^▽^)

オムツを固定するのには、キルティングとマジックテープで作ったマナーバンドを使っていますが(↓こ~んな感じ)

モデルは内緒♪
キルティングにパイピングテープとマジックテープ
を縫い付けて作ったマナーバンド


災害時にはマナーバンドがなくてもガムテープさえあれば男の子に限らず女の子でも人間用尿取りパッドを固定してワンちゃんに使用することが可能です。

男の子ならこんな感じ↓

モデルはボス
不服そうな顔してますねぇ~(笑)

女の子の場合はシッポの位置に穴を空けてこんな感じ↓

モデルは”なつ”
シッポの部分には穴を空けてあります。
やっぱり不服そうな顔だこと(汗)


ペットシーツは「ココがトイレだよ~」って目印代わりにするだけ。

オムツがあればシートは汚れないので1~2枚あれば十分なんですね。


●臭わないポリ袋


Pet Hotel 11!では、ふだんお散歩の時にワンズのウンチを入れるのに、小さいサイズの臭わないウンチ袋を使用しています。

まさにコレ↓




ちょっと緩めで破壊的な臭いを放つヤツでも、コレに入れて密封すれば臭いませんからとっても重宝しています♪

避難所では、ペットシーツやオムツ、ウンチなどを入れておくために大きめの物を準備しておくといいでしょう。




過去の災害時にも排泄物の匂いに関する苦情は多かったそうです(特に夏場はツライよね~)

周囲のひとたちに

「チッ!」

なんて言われず快適に過ごすためにも必要なモノだと考えています。



●ヒバ水とブラシ


これはもう、わたしたちにとっては絶対に欠かせないアイテムです!

以前、「夏の【あいつら問題】と【耳蒸れ問題】」という記事でも大絶賛した”ヒバ水”です。


◆ヒバ水の作り方


①ヒバ油を購入
②100均の500mlスプレーボトルに水道水を入れる(水道水で全然大丈夫)
③ヒバ油を10滴ほど入れて【ヒバ水】を作っておく
※使用前によく振ってね~!


◆ヒバ油が災害時に役立つ理由


・ヒバ油には、蚊、ゴキブリ、ダニなどの害虫を寄せ付けない虫よけ効果があるので、蚊やダニを媒介したワンちゃんの感染症を予防する

・ヒノチオールの作用で雑菌、カビの増殖を抑える効果があるので、ワンちゃんの皮膚炎や夏場の耳蒸れ、外傷の化膿などを予防できる(食品の防腐剤としても認められている成分だから安心♪)

・雑菌の増殖を抑えるので、当然ワンちゃんの体臭も抑えられ、周囲の人への迷惑を最小限にできる。

・人間も手指を清潔にしたり、お風呂に入れない時もシュッして拭き取るだけでサッパリ♪





被災地は粉塵もひどい場合が多く、衛生面の心配がつき物です。

ワンちゃんの被毛が汚れたままにしておくと、皮膚炎になってしまう恐れもあります。

最低でもブラッシングで被毛の絡みを取って通気をよくしてあげることが必要ですが、その際にヒバ油をシュッとすればシャンプーが不要なくらい雑菌も臭いも気になりません!

わたしは決してヒバ油業界の回し者ではありません(念のため)

ただ、近いうちにまた別の記事として書かせていただきますが、本当にヒバ油のお陰で助けられているんです。

ですから災害時にワンコ連れで避難する際の持ち物としてスプレーボトルに入れたヒバ水はわたしたちにとっては必需品なんです。

※ヒバ油の抗菌効果のおかげで、ヒバ水は半年間くらい放置しておいてもまったく腐っていなかったことをわたし自身が現認済みです(^▽^)



【Pet Hotel 11!で”戦力外通告”したモノ】


逆に、環境省の持ち物に記載してあるもので、わたしたちが「要らんな」としたのはオモチャです。

理由は・・・普段から必須だとは考えていないため(笑)

避難所での気晴らしとしては、飼い主さん自身が遊んであげればワンちゃんにとってそれに勝るものはないでしょう。

ただ、ワンちゃんによっては特定のオモチャが心の安定をはかるのに必須な子もいますので、そういう場合は持って行ってあげた方がいいかもしれません。


【Pet Hotel 11!で候補として悩んでいるもの】


今のところ入れてはいませんが、入れてもいいかもね・・・って思っているモノがあります。

それは”ソフト口輪”

普段はおりこうさんな子でも、慣れない場所でストレスに晒されてワンワンうるさく吠えてしまったり、ふいに近づいてくるお子さんを咬んでしまったりという可能性がゼロとはいえません。

そういう万が一の時のために、かさばるものではないので非常用持ち出し袋に入れておいてもいいかもしれないな・・・と思い検討中です。



さて、ワンちゃん連れで避難する際の非常用持ち出し袋の中身についてお話してきましたが、何度も申し上げるように、この内容は定期的に見直して、その都度内容を精査して初めて意味を成します。

技術の進歩によって、もっと便利なグッズが登場したりもしますしね~!


季節の衣替えと同時にぜひ年に2回、見直しましょう。

見直すぞーー!

宣言したんだから絶対にやるんだぞー!!(←自分に叫んでいる)


次回は、「【災害時】ワンちゃんと避難しよう!」シリーズの最終回。

避難所でワンちゃんと快適に過ごすために、わたしが最も大切だと考えていることをお話したいと思いまーす!




<今日のPet Hotel 11!>

ハナちゃんが来たよ~!
「ワーイ、ハナちゃんだー♪」熱烈歓迎

ハナちゃんなのっ!!

ハナちゃんなのったらなのっ!!
ハイハイわかったわかった(^-^;

なんか、見てるととっても不安定な気持ちに
なる写真が撮れちゃったわぁ・・・(;^_^A




2018年1月11日木曜日

【災害時】ワンちゃんと避難しよう!④

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



前回のブログに引き続き、災害時にワンちゃんとできるだけ快適に避難生活を送るための準備についてお話していきたいと思います。

今日は非常用持ち出し袋の中身について。

飼い主の皆さん!!

コレ、悩みますよねぇ~~!

真剣に想定すればするほど、アレも要るコレも必要って・・・まぁ~

増えるっ!!

キリがないっ!!

背負えるかーーいっ!!背負ったら圧死するわーいっ!!って量になる!

そして・・・

悩む割には一度準備してしまうと何年も中身を見直すことなく放置しがち(^-^;


ぜひ、この機会に一緒に考えて、実際に中身を点検してみてくださいね~。


【ワンコ連れのための非常用持ち出し品】


●衣替えの時期に!


これはもう、自戒の念を込めて書いております。

見直しするたびにあり得ないほど古い缶詰やら液漏れした乾電池やらと、使えない物が多い多い・・・(-_-;)

そこで、今回わたしがご提案したいのは

衣替えの時期に中身を点検すること

です。

非常用持ち出し袋の中身って、暑い季節に準備すると、やたらと塩飴とかイオン飲料みたいな熱中症対策グッズを多く入れがちなんですね。

当然、真冬に準備すると防寒グッズがメインになるのが人情ってもの。

真冬に被災して家を追われ、寒さに凍えながら非常用持ち出し袋を空けたら真っ先に出てきたのが冷えピタだったら泣きますよコレ!(ヒエヒエ~~~)

冬にはやっぱりホッカイロが入っているのが望ましい!


衣替えの季節に見直しを行うことで

・忘れにくい
・年に2回見直しできる
・季節に適したグッズを装備できる

という利点があるというワケです。


●厳選するコツ


非常時に背負ってみたら動けないほど重くて逃げ遅れた・・・ってコントかよ?!

ということにならないために、装備品は厳選しなくてはなりません。

わたしたちの場合はまず、

・一般的に「あったら便利」とされているモノ
・自分たちとペットにとって不可欠と思われるモノ

などを、あらゆる可能性をあーでもないこーでもないと楽しく話しながら、とりあえずぜ~んぶ並べてみます

そこから、現実的に持てるサイズまで、消去法で1点1点”戦力外通告”をしていきます。

考え方によっては、ほとんどの人が持っているモノは避難所で借りられちゃうかも・・・というのもアリかと思います(ラジオとかね)


●人間のモノよりペットのモノ


優先順位をふる時にわたしたちが考えたのは

人間用のグッズよりもペット用のグッズを優先させる

ってことです。

そう考える根拠は、東日本大震災熊本地震の際の救援物資の配送に関するニュースでした。

災害時には何よりも人命が優先されます。

言い換えれば、動物(ペット)は二の次になるということです。

このシリーズの①でもお話しましたが、

「人が飲む水もないのに犬に飲ませるんか?!」

というような言葉も非常時にはとび出すワケです・・・( ノД`)

【災害時】ワンちゃんと避難しよう!①


過去の大災害の時には、避難所に届けられる救援物資の中にペットフードやトイレットシートなどもありました。

けれども、それらペット用品を積んだトラックが”緊急車両”とは認められず、せっかく物資を積んで全国から被災地を目指して来ていたトラックがUターンせざるを得ないということが実際にあったんです。

人間向けの物資は避難所によっては持て余すほどあるのに、ペット用の物資はずいぶん日にちが経ってからでないと届かなかったという事例を踏まえて、

ペット優先だねっ!!

ってことになりました。

もちろん、飼い主さんが倒れてしまっては元も子もありませんが、身体が小さく体力も人間より小さいペットを守ってあげられるのは飼い主さんだけだということをどうぞお忘れなく・・・


●厳選グッズ


まず、参考として環境省が発行している「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(一般飼主編)」に書かれている持ち出し品の事例を見てみましょう。


□ 療法食、薬(必要なペットには必ず用意)
□ 5日分以上のフードと水、食器
□ 予備の首輪、リード(伸びないもの)
□ 飼い主の連絡先やペットの情報を記録したもの
□ ペットシーツ、トイレ用品、洗濯ネット(猫の逃げだし防止など)、好きなおもちゃ、においのついたタオル、ブラシ、ガムテープ、新聞紙、ブランケット(ペットの体を包める大きさ)などもあると便利


なるほどなるほど~・・・ひとつひとつ見ていくと共に、個人的に追加したいモノなどについてお話していきますね。


◆療法食・薬


他の人には必要ないけれど、自分たちには必須というものの筆頭ですね。

先ほどもお話したように、ペットフードなどは配給を後回しにされてしまう上、配給されるようになったとしてもそこに療法食がある可能性はほぼ絶望的です。

熊本地震の際のアンケートを見ても、

「配給のフードには療法食がなく、一般のフードを食べさせていたため愛犬がお腹を壊して困った」

という声が挙がっています。

療法食でなければお腹を壊してしまうワンちゃんや、お薬が不可欠のワンちゃんには、優先的にそれらを多めに入れておく必要がありますね。


◆予備の首輪・リード


個人的には首輪は鑑札や迷子札がついた状態で常にワンちゃんに着けておくことをお勧めします。

ワンちゃんがお留守番中に災害に遭うこともありますし、普段の逸走時のことを考えても常時つけておくべきです。

伸縮しない丈夫なリードは荷物にひとつ入れておくといいですね。

ついでに言っちゃうと、伸縮リードは普段からお勧めしていません。


ロングリードの危険性について

もしも愛犬が咬傷事故を起こしたら・・・②




その他モロモロのグッズに関して、環境省の事例にあるもので

・わたしたちが不要と考えたモノ

・わたしたちが”あると便利”と考えたモノ


そして、環境省の事例にはないけど

・わたしたちは絶対入れます!ってモノ


について、次回お話したいと思います。



<今日のPet Hotel 11!>

チャコはもうボスを枕だと思っているの(^-^;
なんだかんだ言って仲良しね~♪

ボス「わーいボールボール~♪」

ボス「あ・・・・」

ボス「・・・・(-_-;)」

ボス「あの~・・・”なつ”がボール
返してくれな~~い!」
うそつけー!”なつ”が怖くて取りに行けない
だけでしょー(笑)

風は冷たいけどいいお天気♪
帰ったらチャコはシャンプーね~

チャコがシャンプーしている間・・・

お料理番にパラボラをつけられた”なつ”
たてがみをつけた女帝には
誰も近づけません(^-^;