2018年1月7日日曜日

明日、誰かに話したくなる戌年ネタ

こんにちは。神奈川県 Pet Hotel 11!(ペットホテルワンワン)のお庭番です。



戌年ですね~♪

なんででしょうか?

犬が好きだとミョーに戌年にテンションが上がってしまうのは・・・?

せっかくですので、12年に1度の戌年にちなんだネタをいくつかご紹介しましょう。

アナタの知っているネタはいくつありますか~?


【明日、誰かに話したくなる戌年ネタ】


●干支はどうやって決まったの?


そもそも、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」っていう十二支はどうやって決まったかご存じですか?

十二支は元々は古代中国の暦(こよみ)が元になっていて、日本でも弥生時代から使われていたようです。

この暦に動物の名前が割り振られたのは紀元前4~2世紀だそうです。

親しみやすい動物を当てはめることで人々が覚えやすくするためだったんですね。

とはいえ、どうしてこの順番になったか?については、一般に浸透している民話が一番有名ですね。

<十二支のおはなし>--------------

昔々、ある暮れのこと。

神様が動物たちに

「元日の朝、私のところへ出掛けてきなさい。最初に到着したものから12番目のものまでを、1年交代でその年の大将にする」

とお触れを出しました。

動物たちは、我こそが1番になるぞとはりきっておりました。

ところがネコは話を聞き漏らしていたので、ネズミにたずねました。

ネズミはわざと1日遅れの日付を教えてやり、ネコはそれを信じて帰っていきました。

元日となり、足の遅いウシが誰よりも早く出発すると、牛小屋の天井でこれを見ていたネズミが、こっそりウシの背中に飛び乗りました。

そうとは知らないウシが神様の家に行ってみると、夜明け前でまだ誰も来ておらず門も閉まったままでした。

自分が1番のりだと喜んだウシは、門が開くのを待っていました。

やがて日が昇って門が開いたとたん、ウシの背中からネズミが飛び降りて門をくぐっていき、1番になりました。

残念ながらウシは2番となり、それからトラ、ウサギ、タツ、ヘビ、ウマ、ヒツジ、サル、トリ、イヌ、イノシシの順で到着しました。

1日遅れで出掛けたネコは番外となり、それ以来ネズミを恨んで追いまわすようになりましたとさ!

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●犬が桃太郎のお供になった理由


十二支は、時刻や方角を表すのにも用いられます。


上の表を見てください。

丑(うし)寅(とら)の間に艮(うしとら)とありますね?

この艮(うしとら)という北東の方角「鬼門」と呼ばれていて、ここから死者=鬼が出入りするとされているため、よくない方角として忌み嫌われてきました。

たとえば、家を建てる時には玄関や床の間を鬼門(うしとら)裏鬼門(ひつじさる)の方に作ると災いを招くなどと言う迷信があります。

迷信といっても、政(まつりごと)をする人にとっては大変重要だったようで、比叡山延暦寺は京の都の”鬼門除け”として都の北東に建てられましたし、上野にある寛永寺は江戸幕府の”鬼門除け”として建てられました。

「草木が眠る丑三つ時」っていうのも、深夜な上に不吉な時刻だっていうことでオバケが出る時間とされているんですね~。


さて、桃太郎のお供としてなぜ犬が登場するか?ってお話ですが・・・

まず、桃太郎が成敗する鬼の風貌を思い出してください。

「鬼~~のパンツはいいパンツゥ~ 強いぞ~ 強いぞ~♪

トラ~~~の毛皮でできているぅ~ 強いぞ~ 強いぞ~・・・♪」

そう、鬼には角(つの)があって、トラの毛皮でできたパンツを履いていますね?

おおお!!鬼門=うしとらの方向・・・

つまり、うしの角(つの)トラの毛皮で鬼門感(←?)を盛り上げてるってワケなんですね!

そして、その鬼を退治する桃太郎のお供にふさわしいのは・・・(ドゥルルル~~)

極楽浄土があるとされている西方を代表して酉(トリ)とその両脇の申(サル)戌(イヌ)なんですねぇ~!

トリの中でなぜキジが選ばれたかについてはよくわかりません。

綺麗で絵になるから?

どなたかご存じでしたら教えてくださーい (^-^;


●戌年には異常気象が多い?


戌年の「戌」「滅」(「ほろぶ」という意味)と同義で、草木が枯れる状態を表しているとされています。

そのせいかどうかは判りませんが、Weathernewsによると過去100年の戌年を調べたところ、大きな災害や事件が多く起きているとのことです。

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◆2006年
日本海側で記録的な大雪になり、自宅の屋根で雪かき中の高齢者が転落するなどして100名以上が亡くなり「平成18年豪雪」と名付けられました。


◆1994年
4月から全国的に高温で雨が少ない日がつづき、「観測史上最も暑い夏」(当時)と言われ、各地で断水や給水制限が行われました。

青森と岩手を中心に死傷者を出した「三陸はるか沖地震」(M7.6)もこの年でした。


◆1982年
記録的な豪雨により、傾斜地が多い長崎市では土石流やがけ崩れによって死者・行方不明者299名を出した「昭和57年7月豪雨」が起きました。


◆1970年
大きな自然災害はありませんでしたが、日本赤軍の「よど号」ハイジャック事件、作家の三島由紀夫が割腹自殺するなど衝撃的な事件が目立ちました。


◆1958年
9月に神奈川県に上陸した「狩野川(かのがわ)台風」は、伊豆半島と関東地方に死者・行方不明者1269名、住宅の全・半壊約1万6000戸、床上・床下浸水約52万戸という大きな被害をもたらしました。

沖ノ鳥島付近で観測された中心気圧877hPa(ヘクトパスカル)の台風は当時、世界史上最低気圧でした。

 
◆1946年
12月に潮岬(しおのみさき)沖で「昭和南海地震」(M8.0)が発生しました。

長野県から九州地方にかけて広範囲に被害が及び、死者は1362名にのぼりました。

また、その時に発生した津波は太平洋岸だけでなく瀬戸内海沿岸にも達しました。


◆1934年
9月に「室戸台風」が高知県室戸岬に上陸し、京阪神地方を直撃しました。

高潮や強風による建物倒壊などで約3000名の死者・行方不明者を出しました。

これは、枕崎台風(1945年)、伊勢湾台風(1959年)と並んで昭和の三大台風とされています。


◆1922年
12月に長崎県の橘湾を震源とする「島原大地震」(M6.9)が発生。

26名が犠牲になっています。


◆1910年
関東地方を襲った「明治43年関東大水害」では、利根川・荒川・多摩川が氾濫して、死者・行方不明者は847名にのぼりました。
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ちょっとこじつけっぽい感じもしますけど・・・でも、これを機会に災害対策の見直しを行うということにはおおいに意味がありますね。

先日来、茨城県沖あたりが震源の地震が頻発していますし、お預かりしている大切なワンちゃんたちのためにも、Pet Hotel 11!でも 非常持ち出し袋の中身チェックなどを行ってみるつもりです。

・・・行います!

・・・明日絶対行いま―――す!!


●戌年ってどんな年なの?


先ほど ”戌年の「戌」は「滅」(「ほろぶ」という意味)と同義” と書きましたが、暦の上ではそう悪い意味合いの年でもないようです。

戌年というのは、もう少しで十二の暦がひとめぐりする時期で、季節でいうと晩秋に例えられます。

それは、これまで時間をかけて育ててきた作物を収穫する時期。

ですから戌年は「結実」を表す年でもあるらしいんです。

これまで続けてきたさまざまな努力や取り組みが報われたり形になるのが戌年だと言われているそうですよ。

また一方で戌年は、収穫を終えてひとつ息をつく季節でもあるので、今まで築いてきたものに一区切りつけて、次のステップに踏み出す準備をする年とも位置付けられているようです。


「位置づけられているようです」・・・とか言いながら、結局どんな年なのかよくわかりませんなぁ(←頭が悪いから~?)


わたしはやっぱり

「犬も歩けば棒に当たる」
「ココ掘れワンワン!」

ってことで、『なんでもいいから思い立ったらやってみる年』にしたいと思いま――す!



<今日のPet Hotel 11!>

朝日のシャワー!
気持ちよさそうだね、チコくん(^▽^)

おさんぽ大好きメイちゃん、
また三浦海岸に遊びにおいでね~~!!

チコくん「あのぅ~・・・すっごく大きな子が
来たんですけど~・・・」

チコくん「ボスくん・・・アイツ誰?」
ボス「え?アイツってどいつ~?」
チコくん「あのデッカイヤツだよぅ!」

ボス「この子?ボク、大きな犬は怖くないんだ~
チコくんも挨拶してごらんよ!」
かなーり得意げなボス

そぉ~~~~・・・・・
ハイッ!よくできました~~(拍手)


”なつ”は年が明けても変わらず隣地の”ノゾキ”
が忙しいらしい~(;^_^)

ガレット・デ・ロワ
フランスで新年に家族や友人と切り分けて食べる
お菓子なんだそーな。

自分のガレット・デ・ロワにフェーブ(そら豆)
が入っていた人は王様・女王様として王冠を
かぶり、今年一年は幸運に恵まれるのだそーな。
ちなみに現代ではちっちゃなチャーム(作り物)
を入れるんだって。
説明書の右肩にあるのがフェーブで、その右に
あるのが王冠・・・
王冠まで付属して売っていたんですぅ~